永遠に生き続ける花 flower jam



よく贈り物として使われる花。

ただ、花はいつか枯れ、散り、そして捨てられる。

それが良いのか悪いのか

”花は枯れるから儚くも美しい”

そういう運命なんだと、私も思っていた。

このflower jamと出会うまでは。

アンティークな雰囲気アンティークな雰囲気にどこか惹きつけられる

“花が集まってジャムらせるのが私の仕事でflower jamの由来だよ、まっ後付けなんだけど……笑”

と笑顔で答えてくれたのは、flower jamの店主である安部さん。

彼女によって作られたドライフラワーやそのドライフラワーを使った彼女の作品で店内は装飾され、毎回、お店へ訪れる度にその表情は変化している。

それは、ディスプレイが変化しているというよりは、私の中では花の表情が変化しているという方が納得がいく。

前と同じ場所にあった同じものが、新しいものに見える感覚。

それは単純な劣化とはまた違い、ただ、月日を経て変化しているだけなんだと感じる。

ドライフラワードライフラワーに囲まれた店内

flower jamはドライフラワーだけでなく、記念日の贈り物など、お客様から生花の花束やアレンジメントの受注もしている。

私も記念日の贈り物に店主の安部さんにアレンジメントをお願いしたことがある。

丁寧に私のイメージするお花をヒアリングして頂いたのだが、仕上がったお花を見て、全体の色合いや花の組み合わせが自分のイメージしていたものとぴったりとハマっており、すぐに相手に届けたいという気持ちが強くなったことを今でも覚えている。

花束を作られている安部さん

花を誰かに贈ることなんて今まで考えもしなかった私が花を贈ったのは、間違いなくflower jamに出会えたからだ。

生花は間違いなく美しくて、見ていて癒される。

ただ、flower jamへ訪れると花の生まれ変わった姿にいつも魅せられて、ドライフラワーにすれば永遠に生き続ける、それも花なんだと認識させられる。

ブライダル用ドライフラワーブーケ

下の映像は先日、制作された花×衣×映像×音で表現された彼女の映像作品。

今後は、花×ナニカという形で花を表現したいと語る安部さん。

彼女が提案する新しい花のカタチが今後どうなるのか、凄く楽しみだ。

文章 / 写真 小田雄大(TAHITO)
    flower jam
    〒811-3312 福岡県福津市宮司が丘1-10
    Googlemap
    定休日 : 不定休
    営業時間:10:00- 17:00
    Tel : 0940-52-2601
    WEBサイト
yuta oda
yuta oda
Writer

1991年4月22日生まれ 福岡大学卒業。TRIP OFFの運営に写真、映像として携わる。 ドキュメンタリータッチのカメラワークでその場の雰囲気を伝えることを得意としています。

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